オーストラリアの首相が「ごめんなさい」と言った。
何にごめんなさいと言ったかと言うと、国の歴史の中でオーストラリアの先住民であるアボリジニを迫害し、政府が自分達の文化を強要したことに対してである。
国会での首相の演説はテレビ中継され各地で公園などに大きなテレビが設置され首相の演説の様子をじっと見ている国民もいた。(それも中継されていた)
首相が話し終わると国会の中の人たち(議員さん達ね)は拍手喝采。日本で言う与党も野党もみんな拍手、そして一通り拍手が終わると今度は野党側の党首が意見をいい、それが終わるとまた拍手。
みんなが問題を解決する為にきちんと意見を言い、認め、話し合う。
そんな姿勢に感動した。
見ていてとっても気持ちがいいし政治に興味も関心も出てくる。
ん?これは日本の国会中継とずいぶん違うぞ!!
日本は誰が汚職したとかあー言った、こー言った、そして非難のし合いなじり合い。
見ていてがっかりするし政治家はみんな同じと思うと選挙にも興味が湧かなくなってしまう。
そして肝心な何が問題で話し合っているのか誰もわからない。。。
これは重大な問題ではないでしょうか?
これを子どもが見たら。。。
批判したり、非難したり、、、することばかりを学んでしまうのではないでしょうか?
『きちんと意見をいう、人の意見を聞く、一緒に考える、解決に向って努力する。』
社会の中で大切な事は社会の中で学ぶべきなのに日本の中ではどこで学べばいいのでしょう?なんだかふとそんな事を感じました。
学校の勉強が出来たって、世間がいう良い学校に入ったって本人は幸せでしょうか?
大人が幸せを感じないと子どもは社会は楽しいと思えないし夢や希望を持てないと思います。
私達が育った時代は手を挙げて「ハイ、○○さん。」と先生の許可を得て初めて発言を許された教育でした。手を挙げるのもかなりの勇気がいることでした。だって、みんなと違ったことをいったら恥ずかしいから。。。
でもそんな事はないんです。
違って当たり前、同じだったら逆に怖いです。。。
大人がまずそれを感じ態度で示さないと!
しみじみと感じわが身を反省する今日この頃です。。。